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患者の気持ち

糖尿病とは

体を動かすために必要なエネルギーであるブドウ糖は、ホルモンの一種であるインスリンによって細胞に取り込まれます。糖尿病はこのインスリンがうまく働かないためにブドウ糖が細胞に取り込まれず、血中にあふれてしまう病気です。糖尿病にはいくつかタイプがあります。1型糖尿病は膵臓にあるインスリンを作り出す細胞が壊れてしまうためにインスリンの量が減ってしまい生じる糖尿病であり、小児期より始まることが多く自己免疫疾患と考えられています。2型糖尿病は、インスリンの出る量が減ったりインスリンがうまく働かなくなってしまったりすることでなる糖尿病です。食事や運動などの生活習慣がとても関係しています。日本における糖尿病の95%は2型糖尿病です。他には、妊娠中に発見される妊娠糖尿病や遺伝子異常によって生じる糖尿病などがあります。

頻度、性別、年齢

厚生労働省が発表した平成24年国民健康・栄養調査結果によると、糖尿病が強く疑われる人は約950万人、糖尿病予備群は約1,100万人いると推計されています。男性の15%、女性の9%に認められると報告されており、やや男性に多い傾向です。加齢と糖尿病は関係があり、年齢とともに糖尿病になる人が増加していきます。

糖尿病の症状

のどの渇き、尿の量・回数が多い、体重の減少、全身がだるく疲れやすい、目がかすむ、立ちくらみ、手足のしびれ、月経異常、尿に糖がでるなどが糖尿病の初期症状です。しかし、痛みなどの自覚症状がないため積極的に治療を受けない人や診察を受けに来ない人が多く問題となっています。糖尿病を放っておくと10年から15年で様々な合併症が生じてきます。代表的な合併症は、視力障害から失明にまで至ってしまう糖尿病網膜症、手足のしびれや痛みなどが感じにくくなる糖尿病神経障害、腎臓の機能が悪くなり最終的に人工透析にまで及んでしまう糖尿病腎症です。他には抵抗力が弱くなることから感染症を起こしやすくなったり、皮膚の炎症を起こしやすくなったりします。最も怖いのは血管に障害を起こすために脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などを高率に起こすことです。糖尿病の死亡原因の上位を占めています。このように、糖尿病は決して放置していてよい病気ではありません。

睡眠時無呼吸症と糖尿病

1985年に糖尿病といびきに関係のあることがカナダから報告され、2000年前後から糖尿病と睡眠時無呼吸症候群の関係を示した報告が増えてきました。ハーバード大学による研究では、呼吸の通り道が狭くて無呼吸になる閉塞性睡眠時無呼吸症を持つ人は、持たない人に比べ糖尿病となる確率が約4倍と報告されています。肥満は糖尿病発症の原因になりますが、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなり、同じ原因から糖尿病と睡眠時無呼吸症が関係あるとも考えられます。しかし、肥満度を調節して比較しても閉塞性睡眠時無呼吸症と糖尿病の原因となる糖代謝異常とに因果関係が認められ、また睡眠時無呼吸低呼吸指数が高いほど糖代謝異常が強くなることも報告されています。このように、睡眠時無呼吸症は肥満と関係なく糖尿病の原因になりうると考えられています。では、なぜ睡眠時無呼吸が糖尿病を起こしてくるのでしょうか?閉塞性睡眠時無呼吸症は断続的な換気障害により低酸素状態を生じさせます。断続的な低酸素は交感神経を興奮させることにより耐糖能やインスリン感受性が低下、インスリン抵抗性が増加することが動物実験で示されています。また、睡眠時間が総合的に低下するのが睡眠時無呼吸症の特徴ですが、睡眠時間の低下はインスリン放出量、インスリン感受性、糖排出率が低下することがヒトで示されています。

いびきと糖尿病

いびき症状は閉塞性睡眠時無呼吸症のほとんどに認められる症状です。2005年のフィンランドからの報告では、慢性いびき症はインスリン感受性を低下させ、いびきをかかない人に比べ糖尿病になる確率が2倍高いことを示しています。スウェーデンからは、いびきがあり睡眠時間が短いと糖尿病の罹患率が高くなることが報告されています。このように、いびきは睡眠時無呼吸症の指標でもありますが、糖尿病の初期症状として注目されています。いびきがあり、日中の眠気、朝の疲労感、頭痛などを伴っている場合は放置せず、一度専門の医師に診てもらうことを勧めます。

CPAPと糖尿病

持続陽圧呼吸療法(CPAP)が糖代謝を部分的に改善させることは報告されています。2004年ドイツの研究では、中等度から重度の閉塞性睡眠時無呼吸症の患者さんに対しCPAPを行うと、導入2日後よりインスリン感受性が改善することが示されています。閉塞性睡眠時無呼吸症で2型糖尿病を併発している患者さんではCPAP導入後3ヶ月でインスリン感受性が改善したとことも示されています。つまり、睡眠中の呼吸状態の改善が糖代謝を改善することを意味しています。しかし、肥満度を示すBMI(体重(kg)÷身長(m)²)が30以上では改善がわずかであることも報告されています。

当院の治療

当院では、痛みが少ないレーザーによるいびき治療を保険診療で行っており、口蓋垂とその周辺部を切除し、糸で縫い上げることで上気道を広くし睡眠中の呼吸状態を改善します。BMIが30以上の肥満があり睡眠時無呼吸を伴っている場合は、まず体重の減量とCPAP治療を勧めます。レーザー治療は侵襲が少ない治療ですが、糖尿病がある患者さんに対しては主治医の先生とご相談させていただいた上で治療を行います。また糖尿病の患者さんは感染に弱いので、術後感染症に対して万全の態勢で手術を行っています。

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医院概要

東京ロンフェルメ耳鼻いんこう科

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〒160-0022
東京都新宿区新宿4丁目-4-1 サテライト新宿ビル2F
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電話
03-3354-1941
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