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高齢者のいびき

今までの研究から成人の10~15%に慢性的ないびきを伴っていると報告されています。男性に多く認められ、男性:女性は2:1とされています。いびき症状は加齢とともに増え50~59歳の人に最も多く、その割合は約50%とも報告されています。60歳以上なるといびき症状を持つ人の割合が減ってくることがわかっています。この理由はわかっていませんが、いびきを持つ人の生存率が減少するからかもしれません。また、男女比は加齢とともにその比率は少なくなり60歳以上になると男性:女性は1.5:1と報告されています。つまり、年齢とともに女性でいびき症状を持つ人が増えることを意味しています。慢性いびきの30~50%に睡眠時無呼吸・低呼吸を伴っていると考えられています。一般的に睡眠時無呼吸の診断に行われているポリソムノグラフィーという検査から出される睡眠時無呼吸低呼吸指数は、年齢とともにその数値が増加することも報告されています。このように、加齢とともに慢性いびき症の人が増え、さらに睡眠時無呼吸・低呼吸の割合が増えてくることがわかります。

症状

高齢者が睡眠時無呼吸・低呼吸を伴っている場合、最も多い症状はいびきと日中の眠気です。それ以外に、不眠症、夜中に大声で叫んだり興奮したりする異常行動、日中の意識低下、集中力低下、簡単なことが記憶できない記銘力障害などが認められます。また高血圧症、不整脈、狭心症や心筋梗塞、糖尿病などを合併したり、痴呆を促進したりすることも報告されています。難治性の高血圧や不整脈があり、いびきや睡眠時無呼吸を伴っている患者さんが睡眠時無呼吸の治療を受け、高血圧や不整脈の症状が改善されたことは過去にも報告されています。高齢者のいびきはいろいろな病気の増悪因子となることがあるので、決して放置して良いものではありません。医師の診察を受けることをお勧めします。

病態

加齢とともにいびきや睡眠時無呼吸低呼吸の症状が多くなる原因は、いくつか指摘されています。長年にわたるいびきから口蓋垂(のどちんこ)が大きくなり、さらにいびき症状を悪化させている、口から肺に入るまでの空気の通り道(上気道)を拡げる筋肉が弱まるために上気道が狭くなりやすい、体内のコラーゲンが減少するために気道の弾性力が低下し狭くなりやすい、肺活量(下気道)が小さくなることから上気道も連動してのどが狭くなりやすい、脳梗塞など呼吸制御機構が障害されることにより呼吸コントロールが不安定になりいびきが生じる、など様々な原因が複雑に関係していると考えられます。女性ホルモンは舌を支えるオトガイ舌筋という気道を拡げる筋肉を緊張させる作用があり、女性の場合は閉経後にこの筋肉の緊張が落ちてしまいのどが狭くなりやすくなることがわかっています。急にいびきをかくようになった場合は脳梗塞や舌がん、喉頭がんなどの可能性があります。専門の医師による診察をお勧めします。

治療

高齢者のいびき

高齢者の睡眠時無呼吸低呼吸症候群の治療には持続陽圧呼吸療法(CPAP)やマウスピースが有効です。中枢性の無呼吸低呼吸や肺活量の低下などによる無呼吸低呼吸にはCPAPで対応するのが良いでしょう。しかし、CPAPでいびきを改善させることは困難であり、また友人と旅行するときに装置を持って旅先で装着することも躊躇してしまいます。明らかな脳梗塞などの脳障害や神経疾患を伴っていない場合は、マウスピースがコンパクトで良い適応と考えます。しかし、マウスピースにていびき症状が改善しない場合は鼻が狭い、またはのどの狭さが高度であるなどの可能性があります。マウスピースの効果がない場合、マウスピース装用が難しい場合、明らかに口蓋垂・軟口蓋が原因と考えられる場合に当院ではレーザーによるいびき治療を行っています。

当院での治療法

当院では、痛みが少ないレーザーによるいびき治療を保険診療で行っており、口蓋垂とその周辺部を切除し糸で縫い上げることで上気道を広くしいびきを解消、再発を予防します。高血圧、不整脈、狭心症、糖尿病などの既往がある場合は、かかりつけ医と連携をとり治療の安全を図ります。

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医院概要

東京ロンフェルメ耳鼻いんこう科

所在地
〒160-0022
東京都新宿区新宿4丁目-4-1 サテライト新宿ビル2F
高島屋デパート明治通り口正面
電話
03-3354-1941
最寄駅
新宿駅新南口より徒歩2分
新宿三丁目駅E7番・E8番出口より徒歩1分
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